優勝! レッドソックス
レッドソックスがワールドシリーズを制覇!
今日の4戦目を逃げ切れば4連勝で3年ぶり7回目の世界一となるレッドソックス。4-1で迎えた8回から3連投の岡島(4番手)投入。連投の疲れからか、ロッキーズのアトキンズに2ランを打たれ降板。後続の守護神パペルボンが1点を死守し、優勝を決めた。
野茂が12年前にメジャーに挑戦して以来、いまや日本人メジャーリーガーは十数人を数える。100年を超える歴史を持つワールドシリーズで、日本選手同士が初めて対決するという事実は熱烈な野球ファンならずとも胸躍るものがあったと思う。
ちょっと地味目の岡島と、メッツでは辛い思いをした松井稼頭央が初の日本人対決を見せてくれるなんて、「野球おたく」の私には結構ぐっと来るものがあった。松坂とイチロー、あるいは松井秀樹ではないことが日本人選手のメジャーへの浸透を感じさせてくれてとてもナイスな気持ちである。
とはいえ松坂はやはり気になる男である。第3戦での松坂はオールラウンド、投げて打って守ってとまさに英雄的な活躍だとスポーツコラムにはある。 ワールドシリーズで投手が2打点を稼いだのは、過去にベーブルースとサイ・ヤングのみであり、日本の松坂がその後に続く3人目となることはすごいことだとTVのコメンティターが語っていた。
さらに松坂は、日本人選手として初めてプレーオフで勝利を挙げ、続いてワールドシリーズで先発、且つ勝利した初の日本人投手でもある。あまりにいろいろあって混乱しそうだが夏の甲子園決勝でノーヒットノーランをぶちかました男なのでこれもありかと・・・・。
ナショナルリーグ優勝決定シリーズを、7連勝でワールドシリーズに臨んだロッキーズは1勝もできずに終わった。西武時代の同僚でもある松井稼頭央も健闘したが、レッドソックスは圧倒的に強かった。
松坂の活躍とともに、今回のワールドシリーズで高い評価を得ているのが、制覇の立役者とも言われている岡島。最近ボストンでは岡島のTシャツが良く売れているという。シーズン中での勝ち試合は、岡島―バベルボンという継投が確立されていたが、まさに2戦目はそれが集約されたような試合運びだった。開幕前には「松坂の相談相手」と書かれたこともあったというが、シーズン終了後には3度の日本一を経験した男の実績が証明された。
今、日本の野球は・・・結構・・・すごい!!!
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