また雨・・・!
昨日も雨でした。記憶している限り、ここ数年ずっと雨模様だった気がします。
1964年に開催されたオリンピックの開会式が、10月10日だったことで決められた体育の日。晴れの多い特異日で、オリンピックの開会式に決定したことは皆さん良くご存知のことでしょう。
ほとんどの地域で、スポーツ大会や秋の収穫祭等伝統行事が行われる体育の日は、数年前までは、必ず晴れるという確信のもとに関係者は準備を進めていました。
私も、子供が祭りで披露する伝統行事に参加しているころは、晴天を信じて疑わず、親族を迎えるために料理の準備に奔走したものです。
ところが、2000年以降ハッピーマンデー制度によって、10月の第2週の月曜日に移行されてからというもの、毎年といってよいほど雨ばかり・・・。
今まであまり考えずにいましたが、このハッピーマンデー制度の趣旨は、週休2日に加えて3連休にすることで、余暇を増やすというもの。実際は、観光業界への経済効果を狙ったものであると思うのですが、恩恵の少ない事業者や、授業時間の確保に困難が生じている学校関係者からは、一律に休日を増やすことへの批判があるといいます。
我々の世代は、長い間特定の日付を意味のある祝日としてすごしてきました。とすれば、今朝のTVのコメンテイターのように、それ以前の世代の方々にとっては、制度以前のような祝日設定に戻したいと願うのはごく自然なことかもしれません。
- 成人の日 1月15日→ 1月の第2月曜日 2000年~
- 体育の日 10月10日→10月の第2月曜日 2000年~
- 海の日 7月20日→ 7月の第3月曜日 2003年~
- 敬老の日 9月15日→ 9月の第3月曜日 2003年~
上記は月曜日に移動した国民の祝日の一覧です。今年になってさらに景気対策を狙い、「秋の大型連休」構想が浮上しているといいます。これ以上歴史的に意味のある日付を無視し、連休を増やすことにいったいどんな意味があるのでしょうか?
| 固定リンク
コメント