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2008年1月

危機感

 年初から下落に歯止めがかからない日本株。円高ドル安が進めば、企業にとっても大幅な減収減益につながりかねない。

 米国のサブプライムローンに端を発した金融不安によって、下落を続けていた世界の株価が、景気後退懸念も強まりまた急落した。これを受け22日米国は緊急に金利・公定歩合ともに引き下げた。

 これまでは影響がないとされた中国の大手銀行も、巨大損失を計上する見通しと報じられた。これによって新興国の経済成長は、先進諸国の経済減速の影響を受けにくいとする「デカップリング(非連動)」理論は、急速に後退しているという。

 「ガソリン国会」とも言われる通常国会で、ガソリン税の暫定税率廃止問題等与野党が激しい論戦を続けている中、同じく3月で期限切れとなる関税関連法案に関しても、不成立の場合輸入品の税率が一気に跳ね上がる。

 前述の株価下落など状況は厳しさを増し、国会の混乱で経済危機に拍車をかける可能性が高い。われわれ家庭生活への影響も必至と見られるが、慎重に見極めなければならない。

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快晴です!

  穏やかな天候のもと、棟上が行われました。

Blog080116   上棟式は、建物の骨格となる柱を立て終え最後の棟木(家の一番頂上の部材)を上げる際に、完成までの安全と建物の堅固を願って執り行われます。

  中心柱(棟木)に、表には鎮火防火をつかさどる神の御神名、裏には工事の由緒・建築の年月などを書した棟札を飾りつけ、その家が火災などにあうことなく、末永く栄えるようにとの願いを込めて、屋上及び屋下に祭壇を設け祭祀を行います。

  本来は、地鎮祭と同様神官のお祓いを受けますが、最近では棟梁が執り行うのが一般的になっています。

子供のころ、高々とそびえる組み上げられた屋根の上から、たくさんの大人たちがまく餅や菓子を、必死になってつかんだ記憶が鮮やかによみがえってきます。

  鼻をくすぐる木の香り、上気した工事関係の人達、彼らをもてなすお施主さんの輝いた表情など、当時は一生に一度の大盤振る舞いの日がこの上棟式でした。

  春の竣工まで安全に工事が進むことを願いつつ、柱や梁が立ち上がってゆくのを見上げた一日でした。

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お正月の恒例行事・・・?

年末から少しずつ揃えた食材で、一品ずつ日持ちの長い順に作るお節料理。若い頃は義母の指示どおり手伝いをしていましたが、帰省できない折にはお気に入りの雑誌をレシピにして、好きな品を少しずつ作るようになりました。

そもそもお節料理は宮中のしきたりが民間に広まったもので、現在のような形になったのは江戸時代後半と言われています。

Blog080104_2 ■一の重・・・縁起をかついで作られる祝い肴と、前菜にあたる口取りの二つが盛り込まれます。祝い肴にはかずのこ・田作り・黒豆・たたきごぼう、口取りにはきんとん・昆布巻きなどがあげられます。一の重は赤や黄など鮮やかな色合いの料理を詰めて、めでたさを強調します。
    かずのこ・・・卵の数が多いことから、子孫繁栄を願う縁 起物です。
    田作り ・・・かたくちいわしを素干 しにしたもので、五万米(ごまめ)とも書かれ五穀豊穣を願う縁起物。
  黒豆  ・・・まめ(健康)に暮らせるようにとの縁起をかついで、家族の無病息災を願って食べます。
  たたきごぼう ・・・戦国時代からお寺に伝わる精進料理で、長寿を願って食べます。
  きんとん ・・・砂糖が高級品だった昔は、甘いものは特別の日のご馳走でした。その名残できんとんや伊達巻きが、一の重に祝い肴とともに明治以降詰められるようになりました。
  昆布巻き ・・・昆布は別名「ひろめ」とも呼ばれ、鎌倉以降お披露目などのめでたい席に登場するようになりました。

二の重・・・お節料理ではごちそうにあたる焼き物と、つけ合わせで添える酢の物。焼き物は魚介類の塩焼き・味噌付け焼き・照り焼きなどが定番です。酢の物は紅白なます・花れんこん・菊花大根などがあります。
  ぶりの照り焼き ・・・ぶりは正月の飾り物、「懸魚(かけざかな)」として神様に供える魚。出世魚でもあるところから、祝いの膳に加えます。
  花れんこん  ・・・れんこんには穴があいているので、この一年の見通しがよいと縁起をかついで食べられます。

三の重・・・もともと重詰料理の主役はしょうゆで味付けをする煮物。味がしみる、しょうゆ色に染まるという二つの意味を含んで、煮物のことを煮染め(にしめ)と呼ぶこともあります。根菜類が煮物に多く使われるのは、正月の頃が一番おいしい季節で繊維質がたっぷり採れることからで、油も使わないのでさめてもおいしさが変わりません。
 くわい・たけのこ・にんじんの煮物
   ・・・くわいは芽がでるようにとの願いをこめ、梅型にんじんは、他に先駆けて咲き、すべての花が結実する梅にあやかり子宝が授かるという意味があります。たけのこは、中国の「二十四孝」に出てくる孟宗の寒中たけのこの親孝行の話や、一気に伸びる力に願いを託して食べられます。

年末の支度が済んで元旦を迎えると、多くの方が今年一年の無事と平安を願い初詣に出かけます。画像は熱田神宮の本殿前の様子です。

どうぞ、より良き一年でありますように・・・。

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the new year!



  新年あけましておめでとうございます。

  本年も宜しくお願い申し上げます。



  玄関周りもお正月バージョンでお出迎えです。

  今年のトレンド・・・葉牡丹の寄せ植えにしてみました。

  この葉牡丹のように、やさしい色合いの一年にしたいと思います。



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