快晴です!
上棟式は、建物の骨格となる柱を立て終え最後の棟木(家の一番頂上の部材)を上げる際に、完成までの安全と建物の堅固を願って執り行われます。
中心柱(棟木)に、表には鎮火防火をつかさどる神の御神名、裏には工事の由緒・建築の年月などを書した棟札を飾りつけ、その家が火災などにあうことなく、末永く栄えるようにとの願いを込めて、屋上及び屋下に祭壇を設け祭祀を行います。
本来は、地鎮祭と同様神官のお祓いを受けますが、最近では棟梁が執り行うのが一般的になっています。
子供のころ、高々とそびえる組み上げられた屋根の上から、たくさんの大人たちがまく餅や菓子を、必死になってつかんだ記憶が鮮やかによみがえってきます。
鼻をくすぐる木の香り、上気した工事関係の人達、彼らをもてなすお施主さんの輝いた表情など、当時は一生に一度の大盤振る舞いの日がこの上棟式でした。
春の竣工まで安全に工事が進むことを願いつつ、柱や梁が立ち上がってゆくのを見上げた一日でした。
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