安全とは・・・?
2008年が明けてからすでに一ヶ月が過ぎた。時の経つのが本当に早い。
その短い間に実にいろいろなことが世間では起こっている。今最も危惧されている天洋食品で製造されている冷凍食品については、有機リン系薬物が混入された原因が明らかにされないまま時間が無駄に経過しているように思う。
輸入しているJTフーズ本社に、事故の報告がされてから発表されるまでにも長い時間を要していたそうな。しかも、もっとも重要な保健所の検査結果がFAXの操作ミスで送付されず、事の重大性が上層部に伝わらなかったことが公表が遅れた原因らしい。
今日のネットにも、天洋食品関連のさまざま記事が掲載され、日本国内だけでなく香港でも販売を中止したという。製造工場での過酷な実態も、解雇された元従業員らの訴えからもれ聞こえている様子が伝えられている。
開幕まで半年にせまった北京五輪の食の安全に対しても、計り知れない影響を及ぼす可能性がある。
ここ数年、年齢とか好みとか住居の移転等の理由で我が家の冷蔵庫には全くといってよいほど冷凍食品がなく、今回の事件で問題になった製品も見かけたことがなかった。
慣れというのは不思議なもので、昔子供達の弁当を作るのに冷凍食品を複数選んで購入したものだが、最近では前日の残り物と手間をかけない副菜とで、それなりにローテーションしている。
今は成長して大人になった子供たちは、毎日ほぼ同じ内容の弁当でもそこそこ満足している様子。調理してからの時間は短ければ短いほど美味しいということかもしれない。
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