« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月

行ってきました・・・

Blog0803241_2  所属している団体の研修旅行に参加しました。「住んで良かった町・訪ねて良かった町・もう一度訪れたいまち」のコピーで紹介されている、近江商人発祥の地―滋賀県近江八幡―です。
 主な名所は、豊臣秀次(豊臣秀吉の姉の長男)が築城した八幡山城下に巡らせた「八幡堀」周辺に点在しています。
 秀次は城を防御するために存在する堀を運河としても利用し、琵琶湖を往来する船をすべて八幡のまちに寄航させました。また、築城の際には安土城の城下町をそのまま移転させ、楽市楽座を取り入れたことも商人の町として大きく発展した理由の一つです。
 こうして、近江商人の活躍は日本全国に及びましたが、信用第一とし、人々から愛され必要とされる商いをこころがけたということです。彼らが住んだ地域は、格子戸や見越しの松・うだつなどが並び、「重要伝統的建造物群保存地域」として町並み保存がされています。
Blog0803242  この近江八幡の地をこよなく愛した人物の一人に、「メンソレータム」の販売事業を手がけたウイリアム・メレル・ヴォーリズという人物がいました。英語教師として異国の町にやってきた彼は多くの人に慕われ、退職後は建築家としてすぐれた建築を残し、並行して事業を興したということです。
 歴史ある近江八幡の町並みに、合理性と簡素さを兼ね備え、日本の風土になじんだヴォーリズの洋風建築は数多く残され親しまれています。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

食べられません!

 “おいしそうに見えますが、食べられません!”
Blog080314_2  家族にプレゼントされたLUSHの入浴剤です。キャッチフレーズがとてもユニークなハンドメイドの入浴剤ですが、若者の間では結構知名度の高いイギリス生まれの新鮮・手作り・安全・愉快をモットーにした自然派化粧品メーカーだそうです。
 初めて知った私は、そのおいしそうな形に目を見張るばかり・・・。果汁や植物エキス海藻などを原料とし、コスメを食べ物と同じ発想で作ったという製品は、今や世界40ヶ国に広がり、愛されているということです。ソープやシャンプーは100gからの量り売りで、気分に合わせて使いたい分だけ求められるところも受け入れられている要因なのかも知れません。
 バスタイムには、ほっと一息つきながら、贈った方の気持ちをゆっくり味わって見るのもいいですね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お雛めぐり

Blog0803032  子供たちが幼い頃、毎年のように母と作っていたこの地域特有の「おこしもの」です。 今回初めて自力で作ってみることにしました。
 桃の節句時期になると必ずといってよいほどローカル紙や雑誌・TV等で特集が組まれますが、簡単にできるものの割には自宅で作る方は多くはないようです。
 母が口癖のように言っていた、“熱湯で米粉を溶くこと・・・”とか、“硬さは耳たぶくらいにこねること・・・”、“型の大きさに入るだけの分量を初めから取りわけること・・・”等々を思い出しながらできたものがこれです。
 となりにある「木型」は、なんと曽祖父の名前が掘り込まれてあり、100年は使われていたものであることが初めて判明しました。こうして、代々受け継がれていくものなのですね。
 おこしものが蒸しあがってすぐに、2月初旬から開催されている、“陶のまち”瀬戸のお雛めぐりにほんの少しだけ参加してきました。第7回を迎えるそうですが、産業観光の拠点施設である瀬戸蔵のエントランスには、「ひなミッド」と呼ばれる高さ4mの巨大なひな壇が飾られ、訪れた人々の目を楽しませています。
Blog0803031_3  さすが“陶のまち”瀬戸らしく、最上段に飾られた通常の雛以外は、ほとんどが陶器の雛人形で、一般募集で絵付けをした雛も多数飾られています。
 すぐ近くにある新世紀工芸館では、陶だけでなくガラス作家の製作した雛人形も展示販売され、異素材による雛人形に非常に興味をそそられました。ここに併設されているカフェでは、陶作家が製作したカップの中から好みのものをセレクトし、お茶をいただくことができます。で、少し欲張って大きめで持ちやすい取っ手のもの、さらには自分の好みのビジュアルのカップでおいしいお茶をいただくことができました。お雛めぐり散策に疲れたときには、是非お勧めしたいスポットです。
 この時期にかわいらしい雛人形を置きたくて何年も探してきましたが、あれもきれい、これもかわいいと迷いに迷って結局購入するのは先送りになってしまいました。
 次回のお雛めぐりには、春の訪れを告げる素敵なお雛様にぜひとも出会うことができますように・・・!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »