「the 沖縄!」 vol.4
梅雨の合い間の晴れた日に、何気なく心地良い風景を探したところ、すぐさま思い浮かんだのがこの写真・・・。
那覇市首里城から南西へ続く、沖縄の琉球石灰岩を敷き詰めて造られた、全長300mの「金城町の石畳道」です。
かろうじて戦火をまぬがれ、琉球時代から主要道路として現存するこの石畳は、沖縄県指定記念物として大切に保存され、「日本の道100選」にも選ばれています。
石畳を語るうえで忘れてはならないことは、交通の要路というだけでなく、先人の高度な土木技法であり、それにより島の生活に不可欠な水の確保に多大な貢献をしてきたことだといいます。
この石畳を歩いていると、三叉路やT字路で「石敢當(いしがんとう)」と呼ばれる魔よけの石碑に出会います。沖縄の魔物は角を曲がるのが苦手で、このお守りがないと、まっすぐ正面の家に入ってきてしまうそう・・・。なんともユニークな魔物です。
NHKドラマ、「ちゅらさん」の舞台になった「古波蔵家」はこの石畳の坂の途中にあったというのは有名な話だそうな・・・。知っていれば、是非じっくり観たかったのですが・・・残念です!
個人的な意見ですが、次回の沖縄旅行にはこのスポットを是非お勧めします。ただし、スポーツシューズの持参をお忘れなく!!
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