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2008年11月

届きました・・・

応急危険度判定士登録証が届きました。

平成20年3月末現在の登録者数は、全国で100,819名に達しているそうです。

応急危険度判定は、大地震により被災した構築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。

Blog081119_3平成7年1月、6400名を越える尊い人命が失われた阪神・淡路大震災では、犠牲者の8割が構築物の倒壊等による圧迫死や窒息死によるものであったといいます。

このことから、老朽化した既存の構築物については、耐震診断を行い改修や建替えなどによって、耐震性の向上をはかることが急務の課題とされました。

平成8年には、地震直後に被災構築物の応急危険度判定を迅速かつ的確に実施するため、その方法や都道府県相互の支援等に関して調整・整備をおこなう、「全国被災構築物応急危険度判定協議会」が設立されました。

平成16年の中越地震、平成19年の中越沖地震等頻繁に続く地震の被災現場において、多くの応急危険度判定士による判定活動が行われています。

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余波

学生のための大手就職情報サイト「リクナビ」や「マイナビ」等が、企業情報を公開してから一ヶ月余りが経った。

バブル期をも上回る過去最高の売り手市場だった2009年に比べて、今期の就活事情は一転、氷河期の再来とも言われ、学生の9割は危機感を抱いているというアンケート結果が報告されている。

Blog081114_2年々早期化している就職活動は、これ以上早くなることはないということだが、ここへきて「内定取り消し」通達を受けた学生が相次ぎ、大学によっては非常事態宣言をして、学生に対し就職活動の準備を早めにするように呼びかけるところもあるという。

金融危機不安から外資系金融機関や不動産企業を中心に廃業・縮小が進み、団塊世代の退職による雇用調整もほぼ落ち着いているという現状から、採用活動を縮小する企業が今後ますます増加するという見方が強い。

一斉に採用を控えた、バブル崩壊後の「就職氷河期」のようにはならないまでも、景気後退を受けて不透明な状況が続く中、3月の決算時期に採用を絞り込む企業が現れる可能性も高いという。

リーマンショックで表面化した後、世界に飛び火した金融不安によって、短時間で状況が変わるさまは、まるでスクリーンで鑑賞している映画のようである。

 ※ 写真はご近所で見つけた、日差しを浴びて色付いた柿

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幸福の香り

スイッチを入れた途端、部屋中に香ばしいかおりが広がった。

いつものように、忘れた頃に突然思い立って焼いてしまうパン作り・・・。

今日のメニューは、家族が購入して使わずに冷蔵庫でしばらく眠っていたクリームチーズに材料を足して、あまたあるパンの種類の中で超お気に入りの一品・・・フロマージュ。

う~ん、相変わらずおいしい!  文句なくおいしい!!!

Blog081103_2 次々に帰宅してきた子供達も、夕飯前とわかっていてもつい手がでてしまう。

製作者本人も、絶対に太ってしまうとわかっていても、伸びた手を戻すことができない。

ところが、久しぶりに材料を買出しに行って、最近の以上なほどの価格高騰を思い知らされた。

とにかく高い! あいた口がふさがらないほど高い!頻繁に作っていたころの2倍の値段、ものによっては在庫が無い。

バターをマーガリンで代用し、フィリング用チーズも今まで使ったことの無いブランドの物を少量入れて捏ねてみた。

安全で心のこもった食を提供することが、こんなにも難しい時代がくるとはほとんどの人が想像をしていなかったに違いない。

温暖化や飼料となる穀物への投機、輸出規制などさまざまな理由で食品の高騰が起き、われわれ消費者の危機感は日々増幅している。

「買ってあげる」と言ってあれもこれも輸入していた間に、自国での生産を忘れ、立場がすっかり逆転して、「売ってください」と頭を下げなければ輸入できない日本の食料事情。

食品の廃棄等、「ほどほど」を越えた生活を今一度考え直す時ではないだろうか?

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