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2009年2月

Congratulations!

何度もしつこく書いてしまって、本当に申し訳ありません・・・。

そう思いながらも、書かずにいられないこの快挙!

Blog09022703 アカデミー賞授賞式前から、ドキドキしながら情報を待っていたのですが、『「Departures」 Japan!』 と発表された瞬間は、まるで自分が関係者の一人であるかのように嬉しかったですね。

以降、あらゆる紙面・あらゆるTV番組・ネット等において吉報が届けられました。

翌朝の地元紙では、他の記事を押しのけて1面に大きく掲載され、3面5面と続き、なんと4箇所にわたりさまざまな角度から今回の快挙を報じていました。

実際に、観客動員数は270万人、興行収入は30億円を突破、通常ではありえない上映館数の復活等社会現象的な動きになっているといいます。

第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内外合わせて61冠の受賞となった「おくりびと」ですが、その着想から完成までに15年という年数を要した作品であることや、実際に納棺夫としての想いをもとにつづられた「納棺夫日記」を題材にし映画化に至った経緯などは、私が鑑賞した時点では全く知りえなかった事柄でした。

「日常にある生と死」・・・その普遍的なテーマにさまざまなメッセージが込められた 「Departures ― 旅立ち」 は、日本の美しい風景とともに世界の多くの国へ配信されることが決まっています。

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次々と・・・

昨年暮れの平成20年11月、新しい建築士制度が施行されました。

一昨年の改正建築基準法施行に続き、構造計算書偽装問題発覚以降、建築に関するさまざまな法改正が行われてきました。

Blog090220_2今回の改正建築士法では、

  1. 建築士の資質・能力の向上
  2. 専門能力を有する建築士による構造・設備設計の適正化
  3. 設計・管理業務の適正化及び消費者への情報開示
  4. 団体による自立的な監督体制の確立
  5. 業務報酬基準等

について多くの見直しがされ、定期講習の受講が義務付けられました。

今後、設計士を目指すための学歴要件や受験資格、及び試験内容の見直しに始まり、一定の建築物における専門能力を有する建築士の関与義務、設計監理契約前の重要事項説明の義務など細部にわたって改正されました。

また、依頼主を保護する立場から、平成12年に施行された「住宅品質確保法」に基づき「住宅瑕疵担保履行法」が制定され、平成21年10月以降に引き渡される住宅の売主や請負人に、保証金の供託または保険への加入が義務づけられています。

改正建築基準法によって、建築確認業務の停滞や住宅着工数の激減を強いられた建設業界・・・。

続く改正建築士法・住宅瑕疵担保履行法によって、低迷している日本経済の中、その混乱と影響が一層懸念されます。

今回参加した 「住宅瑕疵担保履行法」 勉強会は、その内容を把握したうえで、建築士としての業務について今一度真摯に向き合うことを再確認した時間でもありました。

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あま~い関係

子供が作った “友チョコ” マドレーヌです。

Blog090214_4 今、あたりまえのようにたくさん配るらしいんです。

知りませんでした・・。

以前の義理チョコはすっかり影をひそめ、かわりに浮上した「友チョコ」。

家族に贈る「ファミチョコ」、お世話になった人に贈る「世話チョコ」など、いつの間にかいろんな定義(?)のチョコが増えていることに驚きです。

また、今年からはメーカー提案の男性から女性に贈る「逆チョコ」など、スイーツ売り場は不況知らずの大盛況!

もう、購入するのをやめようと思いながら、売り場の前でつい「ファミチョコ」に手が・・・。

結局、「Myチョコ」だったってことなんですが・・・!?

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建国記念の日に・・

今朝の情報番組で、9年連続赤字予算であった大阪府の財政が、今年度から黒字になることを知った。

1100億円の歳出削減を敢行した、橋本知事就任からわずか一年の達成である。

TV出演の折からそのカリスマ性や発言内容を興味深く見ていたが、ネット上の特集で知事就任後の動向についても時々覗いて来た。

最近では、国に対して財務構造の改善を要求している関西空港や道路・河川等の国営事業に関わる国直轄事業負担金についても、法律違反を承知で予算計上を削減する考えを示している。

大阪府の財政非常事態宣言を発令以降、さまざまな場面で物議をかもしているが、一月下旬に調査した有権者の支持率は8割を超えているという。

また7割が支持しているという、第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービル」への府庁移転計画も、国から独立した権限と財源で行政運営を行う道州制導入構想の第一歩と見られている。

「2年目の豊富は?」という問いに、きっぱりと「組織強化」と明言している知事は、「自治体の組織を改めないと、府民感覚が組織に注入されない。自らの価値観が巨大な組織にどこまで理解してもらえるかが鍵。」と言う。


今後の動向にも目が離せない・・・。

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― 画像は玄関先のハンギング・・・新春バージョン ―

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木塾

Blog0902041 秋口から年初にかけて開催された、(社)愛知建築士会主催の 「木塾(ぼくじゅく)」という講座に参加しました。

「ここまで変わった木材と木造建築」と「木造建築のこれから」というテーマで、全三回開講されました。

各回、「木造建築を見直す」、「住まいの思想と実践」、「木造建築の防火性能について」の講話が用意され、それぞれの講師自身の著書や実例等を参考に進められました。

余談ですが、塾生となるにあたり、「塾則」なるものが用意されていて、学ぶということの本来の意味を再確認したような気がします。

その内容は、固定概念に捉われず、心を拓き、学びの中から各々が択び、それにより得た事柄や人を結び、自ら資質の向上に繋げる・・・・・・「拓き 択び 繋ぐ」 というものです。

今、この時代だからこそ・・・と、ある意味自分自身の建築に対する信念を認識しなおす良い機会だったかも知れません。

※写真は我家の2F廊下の天井部分

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