鉄骨検査
先日、まもなく建て方が行われる建物に使用される鉄骨を製作している工場へ、 「鉄骨検査」 に伺いました。
鉄骨製作時における検査は、大きく2つに分けられます。
溶接寸法や溶接部表面欠落などを調べる溶接外観検査と、柱のせいや階高を調べる寸法精度検査を2本柱とする「製品検査」。
もう一つは、超音波を用いて接合部の製品精度を調べる、 「突合せ溶接部超音波探傷検査」 です。
設計図書どおりの製品がつかわれているかどうかミルシートの確認、、外観・形状・寸法等の製品検査を行いました。
また、溶接部超音波探傷検査については、当日第三者機関によって実施され、これについても確認をしました。
これらの検査によって保証された鉄骨で、建物が組みあげられていきます。
※ミルシート・・・鋼材検査証明書の通称。鋼材メーカーが鋼材の品質を証明する添付書類。最近では、建築基準法上定められた強度を確保するために、その品質を保証する「ミルシート」の添付は不可欠なものになっています。
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