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2009年9月

転換期

ついに・・・というか、とうとう・・・というか住宅大手によるM&Aの動きが報じられた。

Blog090928 住友林業は、オーストラリア住宅大手ヘンリーグループの保有する株式持分の50%を取得したという。

また、同大手はインドネシアでも合弁会社を設立し、内装材生産に着手。

安い人件費により、生産コストは国内の半分程度に抑えられ、日本向けに床や階段などの製造を開始し、アジア・アメリカの市場を開拓する方針を示している。

豪住宅4位の企業買収を機に、食品産業と同様に建築などの内需型産業においても、M&Aはますます加速し、低価格競争が進んでいくのだろうか。

※画像はご近所で見つけた栗の木

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本格始動

「脱・官僚」を掲げる民主党政権がいよいよスタートした。

自民党政権下において問題視されていた事案に対し、各大臣は真っ向勝負を挑んでいる。

総務相は、「簡保の宿」売却問題で、責任をとわれているトップに対する辞任を要求するとともに、直轄負担金制度についても廃止する方向を示唆。

郵政改革・金融相は、中小企業や個人に対するローンを扱う金融界に対し、「貸し渋り・貸しはがし防止法案」を臨時国会で提出する旨を表明。

Blog090917 また、財務相は21年度補正予算停止問題も含め、無駄な予算・誤った配分・官庁経費はすべて削除すると明言。

さらに外相においては、日米安保条約に関する密約等に関して、過去の事実を徹底的に調査するよう外務省に指示している。

海外でも大きく注目されている今回の政権交代・・・・・・今後の「政・官」の関係から一時も目が離せない。

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日本家屋の原点

Blog090908先日、建築確認を提出させていただいた建物の中間検査に立合いました。

最近ではほとんど使われなくなった、“小舞(こまい)下地” による荒壁塗りが進められています。

残暑の厳しいこの時期でも、庇をくぐるとその涼しさはまさに天下一品!

Blog090908_2近年では、石膏ボードなどの普及によって、小舞下地はほとんど見られなくなりましたが、日本の風土には土壁が一番適しているのでしょうか?

小舞で組んだ下地に、わらの入った壁土を塗りつける父を手伝った、子どもの頃の遠い記憶が脳裏をよぎります。

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内祝いに・・・

晴天の中、無事棟上工事が終了しました。

その折に、お施主さまから “栗きんとん” を内祝いにいただきました。

Blog0909021_4

この季節限定の、少量の砂糖以外は何も加えずに練り上げられ、素材そのものが生かされるお菓子です。

私にとっては、毎年必ず一度は賞味しなければ気がすまない大好物の一品です。

お心遣いに感謝し、これからの工事の安全を願いつつ、家族で美味しくいただきました。

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