春です
やわらいだ季節を待っていたかのように、今年もまた桃の節句がやってきました。
この時期になると、決まって和菓子屋さんで並ぶ「おこしもの」。
米粉をねるだけで簡単にできてしまう、この地方特有の伝統菓子です。
実家から譲り受けた型を使って、思い立ってこね始めたところ、熱湯を使って耳たぶくらいのかたさにするため、手のひらがやけどしそうに熱くなってしまいます。
で、ついついはしょってこねるので、生地がゆるくなってしまうのはいつものことなんですが、蒸しあがった「おこしもの」を少し焼いてしょうゆを塗っていただくと、なんとも香ばしく素朴でなつかしい味がします。
幼い頃、当時主流であった御殿びなを、毎年のように一人で飾った記憶が浮かんできます。
我が家の女の子達に、今年もしあわせがやってきますように・・・。
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