東山参道
あまりに久しぶりなので、京都観光の王道といわれる、東山・祇園周辺の散策をセレクト。
まずは、北政所ねねが夫秀吉の菩提を弔うために開創した「高台寺」へ・・・。
書院やすばらしい石庭をながめる観月台をへて、境内奥にある、ねね・秀吉両名が祭られている「霊屋(おたまや)」とよばれる場所へ・・・。
ここには、桃山時代の華麗な蒔絵装飾が施された須弥壇(しゅみだん)や厨子が残され、「高台寺蒔絵」として知られているそうです。
そして、高台寺西側に続くねね様が歩いた「ねねの道」を通って、浄土宗の総本山「知恩院」へと向かいます。
入口の「三門」は、木造の門としては世界一というだけあって、その壮大なスケール感に圧倒されるばかりです。
つぎに、知恵の道から神幸道(しんこうみち)を通って八坂神社、さらに夢見坂から八坂の塔を眺めながら、最終目的地の清水寺へ・・・・・・。
11月の17日から夜間のライトアップが開始されたせいか、参道はまさに人・人・人の波。
やっとのことで、本堂から奥の院を通り、かの延鎮上人が夢でお告げを受けて訪れたといわれる清泉の地「音羽の滝」へ・・・。
残念ながら、夜の特別拝観までの体力の余力はなく、後ろ髪をひかれる思いで帰路に・・・。
一つのエリアで、こんなにも楽しませてくれる京都・・・さすがです。
17の世界文化遺産を有するだけあって、どこに立っても見渡す限り周囲はすべて被写体。
伝統の麩料理も堪能させていただいたし、さあ次はどのエリアを散策しましょうか?
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