ヘリテージマネージャー Vol.1
先週末に、あいちヘリテージマネージャーの養成講座に参加しました。
この講座は、愛知県内の文化財建造物を活かすために、所有者の保存や活用に対する助言、さらに指定をめざすための資料作成等に協力する人材を育成する講座です。
今回は、名古屋陶磁器会館の見学と維持管理についての講義があり、大変興味深い内容でした。
名古屋陶磁器貿易商工業組合の建物である当会館は、昭和8年(1933)に建築され、大きな半円形の窓・軒下の装飾帯・外壁面の直線的な装飾等に特徴を見ることができます。
タイルは釉薬のかかったスクラッチタイルで、淡黄色の色味が壁面の柔らかな表情を引き出しています。二種類ある平タイルが、現在の二丁掛や小口タイルとサイズが異なっていたり、コーナーやマグサ部のR役物などに、さすが名古屋焼物の殿堂と思わせるものがありました。
ただ、それだけに各所の補修は困難を伴うとのことで、文化財建造物保存の難しさと重要性を、同時に感じたひとときでした。
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