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2012年1月

耐震改修相談会

先週末に行なわれた日進市主催の、住まいの耐震改修促進イベント-「あなたの家は大丈夫?」に、日進建築士グループとして参画しました。

Blog12012301写真は準備中のショットですが、 耐震改修工事の写真パネル・耐震金物・耐震改修工法カタログ等を展示しました。

また、ブースの一画で耐震改修工事の建築相談をおこないました。実質、2日半で8件の耐震改修工事に関する相談がありました。

他にも、日進市無料耐震診断の申込みが2件あり、それなりにイベントとしての役目が果たせたのかなと思います。

Blog12012302_2他には、 「紙ぶるる」というペーパークラフトを小学生といっしょに作り、遊びながら地震による建物の揺れと筋交いの関係を学んでもらいました。

なお、「紙ぶるる」は名古屋大学福和研究室で開発された「振動実験教材」で、各種耐震イベントなどで広く利用されています。
興味のある方はこちらまで。

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ヘリテージマネージャーVol.3

先週末にHM講座で訪れた、足助の重要伝統的建造物群保存地区の街並みです。

Blog12011702香嵐渓までは何度か足を運んだことがありましたが、伊那街道の要衝となる商家町街は、初めての訪問でした。

右の写真は、当初呉服屋として建築された建物が、明治初期から旅館として使われていたそうです。

竹矢来や黒漆喰が、古い町並みの雰囲気を感じさせてくれます。2階の雨戸(板戸?)が閉まっていて少し残念・・・・。

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伊那街道の本通りに直交して、幅1間程の路地がありました。山に向かって上り勾配の道です。

黒塗りの下見板と、漆喰壁の白さが対照的です。町屋造りで奥行きのある敷地なので、これほど勾配のある場所では同一敷地内でも、奥に行くほど建物の床レベルが高くなっているのが分かります。

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本通りの反対側は足助川に向かっており、奥に行くほど低くなっています。足助の伝統的建造物群の特徴の一つだそうです。

足助川に面して石垣を積上げ、ぎりぎりのところまで建物を載せています。

街道に面した狭い平地を、目いっぱい有効に使おうとしたのでしょうが、ちょっと怖い気もします。

でも、暑い夏には川風が流れて、ビール片手の夕涼みには最適ですね。

Blog12011705幕末から明治にかけて、塩問屋として使われていた「莨屋(たばこや)」の中庭部分です。

京都の町家と違って、通り庭を奥に進むと、中庭に面して階段があり、離れ座敷や蔵が異なるレベルで建てられています。

足助の重要伝統的建造物群保存地区は、典型的な建物が軒を連ねているのではなく、町家や比較的大きな商家等が混在しています。

建物のファサードも、間口の大きな平入の造りと、比較的間口の狭い妻入が入り混じっており、特徴ある街並みを形成しています。

講座の最後には、実習として現在調査中の建物に入り、各自分かれて間取りの書き取りや部分詳細・スケッチなどの作業を行ないました。結構大変でしたが、少しばかり調査の面白さも感じることができました。

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初詣

例年とは違い、少しゆっくりめの初詣に出かけました。

Blog12010902元旦の境内は、参拝客で足元も見えないほどですが、今回は参道の砂利を軽快に踏む音が心地よくひびきます。

写真は、手水舎付近の参道にそびえる、注連縄(しめなわ)が張られた大楠。

弘法大使がお手植えしたといわれる楠で、樹齢1000年を越えると伝えられているそうです。

熱田神宮の境内にある、俗に 「7本楠」 と呼ばれる大楠の中では3番目に大きい楠で、ここに住んでいる蛇のために、卵が供えられてあるといいます。

Blog12010901そこに鎮座している御神木を目の当たりにして、その荘厳としか言いようのない姿に思わずカメラを向けていました。

ピンと張り詰めた空気の中で、今年一年の福を願って合掌です・・・・・・。

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2012 始動!

年明けからゆっくり流れていた時間が、今日から通常に戻りつつあります。

Blog120105大手自動車会社等の年末年始の休業の影響で、まだまだ街は静かですが、子供も勤務地へ帰り、我が家の日常が始まりました。

帰省時のお土産スイーツは、三が日で完食必至の人気アイテム・・。

貯えたエネルギーを十分活用して、今年も始動です!

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謹賀新年

おだやかに元旦の朝を迎えました。

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昨年起こったさまざまな事象を想いながら、旧年中に賜りましたお心遣いに感謝を申し上げるとともに、新しい年への期待がふくらんでいきます。

心安らかに、家族でお節料理をいただきながら、新年を祝う喜びをかみしめています。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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