春の気配
近年にはない、長く厳しい冬がようやく遠のき、待ち望んでいた開花を確かめに多くの人が訪れていました。
ここは名古屋市東部にある、名古屋市農業センター・・・。
しだれ梅園としては国内有数の規模を誇り、12品種約700本のしだれ梅が咲き誇ります。
今回はあいにく三部咲きの状態で、春爛漫には程遠い風景でしたが、おだやかな空気の中、今後展開されるであろう華やかに開花した園内を思い描きながらの散策となりました。
この梅は、白梅の主要品種で300本弱ある緑蕚枝垂(りょくがくしだれ)。薄緑色のがくや長めのおしべが美しく、清楚さが際立っています。
そしてこちらは、園内で300本以上を占める「呉服枝垂(くれはしだれ)」。
枝がよく伸びきれいに垂れ、花つきも良い品種だそうですが、見頃はもう少し先でしょうか?
また、センター内中央の温室では、色とりどりのベゴニアがあでやかに咲き誇り、皆が競ってカメラを向けています。
他の品種をここに紹介できないのが、残念!
全国的に梅の開花が遅れている今年は、梅祭りを過ぎても鮮やかに咲き誇っている園が多いといいます。
時期が過ぎていてもあきらめずに、足を伸ばして春を満喫してみてはいかがでしょうか?
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