あわただしい旅
ずっと前から、行ってみたいと思っていた台湾へようやく足を運ぶことができました。
が……結構ハードな行程に還暦後のおじさんとおばさんはギブアップ寸前!!
高さ509.2m ・ 地上101階、2004年に世界一の超高層建築物として竣工した台北101。
内部には重量660キロの巨大な球状の免振装置が設置されており、思わず見入ってしまうほど圧巻でした。
こちらは、台湾の三大観光名所の一つである中世紀念堂。
戦後中国からの独裁者である 蒋介石 を称え祀った廟で、高さ70mのその勇姿は圧倒的な存在感を放っています。
また、内部に鎮座している蒋介石の銅像前で行われている、訓練を積んだ衛兵たちの一糸乱れぬ儀仗兵交代式は必見です。
そして、誰もが知っている台湾北部にある山間の町 九份 です。
日本統治時代に金鉱と石炭で栄華を極めましたが、生産量の減少とともに衰退の時代を迎え、閉山。
その後、国内映画の舞台になったことや 「千と千尋の神隠し」 のモデルとして脚光を浴び、観光地として賑わうようになりました。
山間の町だけに、ひしめき合う観光客の間をぬって急勾配の階段や狭い小路を進むのは、危険を感じずにはいられないほどでしたが、その先のレトロな茶屋でいただく伝統茶とお菓子は、また格段の趣がありました。
親日といわれる台湾の現地ガイドさんたちの親切な案内と裏腹に、複雑な国の歴史に対する彼らの思いを感じずにはいられない貴重な3日間でした。
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