御所に魅せられて…
半年前子供の結婚式の際に贈られた、両親へのカタログギフト…。
何やかやと忙しく、ようやくセレクトしていた京都旅行へ行くことができました。
京都御所に隣接するホテルに宿をとり、お互い一度も訪れたことがなかった御所内をゆっくりと散策することができました。
この画は、御所において最も格式の高い 「紫宸殿 ( 即位礼などの重要な儀式が行われた正殿)」 の全景です。
面積約11万㎡の敷地内には、日本宮殿建築の歴史や文化がみられると同時に、回遊式庭園の自然の美しさも十二分に堪能できました。
そしてこちらは、最近 「ブラタモリ」 で紹介されたばかりの世界遺産 銀閣寺を展望所から撮った画です。
足利義政公が隠栖(いんせい)生活をすごすために造営した銀閣寺からは、番組内で解説されたとおり、戦火に染まった京都の市街地は正面の断崖によって遮断され、東山文化を生み出す舞台になりました。
この位置からは残念ながら、番組で取り上げられた富士山型の向月台は写すことはできませんでしたが、波紋を表現した銀沙灘 (枯山水) とのコントラストは非常に美しいものでした。
インスタでおなじみの伏見稲荷の千本鳥居。うまく写すことができなくて、観光客が途切れた瞬間にカシャッと…。
周囲で飛び交う多国籍の言葉が、その人気ぶりを表しています。
ここで一番気になったのは、鳥居奉納の初穂料一覧…。
余すところなく建てられた鳥居奉納に関しては予約待ち状態のうえ、さらには造営する場所がないということで一旦募集を締め切っているとのことです。
京都といえば、こちら平安神宮です。
794年 桓武天皇の平安遷都以降1100年余り、幕末の戦乱で市街地は荒廃し明治維新によって東京に遷都されたのち、京都市民の京都復興への情熱が結実し、明治28年平安神宮の創建に至ったといいます。
壮麗な社殿をながめながら散策していくと、千年以上も栄えた雅な京都を後世に伝えるために、京都復興にかけた多くの方々による平安への祈りを感じずにはいられません。
素敵な時間をありがとうございます!
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