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2019年7月

2年ぶりの・・・

日進建築士グループのメンバーで、「東京の旅」に行ってきました。

まず向かったのは、明治時代の建築家 片山東熊(とうくま) 総指揮の下、総力を挙げて建設したと言われる迎賓館。

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1909年の誕生からおおよそ110年の時を経て、2009年に国宝に指定され、2016年から一般公開された迎賓館赤坂離宮です。

かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所に、東宮御所として誕生した日本で唯一のネオバロック様式の西洋宮殿は、戦後国に移管され昭和の大改修を経て1974年に迎賓館として蘇りました。

開館以来世界各国の公賓が訪れ、華々しい外交活動の舞台となっています。

外観は100年の歴史を感じさせる風合いがありますが、改修を経た平成31年4月の公開より間もないためか、見学できた内部は真新しい状態で、漆喰壁はあくまで白く金箔張りの飾りはきらきらと輝いていました。
残念ながら内部は写真撮影が禁じられており、頼りない記憶に留めるよう一生懸命に見てきました。

 

次に、設計当時からいろいろ問題の多かった新国立競技場(建設中)を道路側から見学(内部は非公開)。

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そして、黒川紀章設計の国立新美術館に入館。

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「森の中の美術館」というコンセプトの下、展覧会の開催・情報収集及びその公開・教育普及を設立目的としています。

美術館内の3階にあるフレンチレストランで昼食をいただいたのですが、入館時に1階ロビーにも食べ物の匂いが漂っていたようです。
各階にあるレストランやカフェがオープンスタイルになっており、建物の性格を考えるとどうなんだろうと思いました。

 

日付が変わり、楽しみにしていた「首都圏外郭放水路」へ向かいます。

大雨の度に浸水被害を繰り返してきた中川流域の洪水を、地底50mを貫く総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の地下放水路です。

平成5年に着工し、およそ13年の歳月をかけ平成18年6月に通水が可能になりました。

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この画像は、地下トンネルから流れてきた水の勢いを弱め、江戸川へスムーズに水を流すため、地下22mの位置に造られた長さ177m、幅78m、高さ18mに及ぶ巨大水槽です。まさに地下神殿です。

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実際に見学して外郭放水路の巨大さも実感できたのですが、江戸川河川事務所の展示を見ると縄文時代には埼玉県川越市の辺りまで東京湾が入り込んでおり、東京湾が南方に後退後も江戸川以西のエリアは低湿地で洪水や河川の氾濫が起きやすい地域となったことが理解できました。
今までは埼玉県東部にそんなエリアがあったことも知りませんでしたので、とても勉強になりました。

 

全行程を終えた下りの新幹線の車内では、疲れとともに、二日間に見聞した優れた構築物を想い返す心地よい時間になりました。

また2年後を楽しみに・・・・・・。

 

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