お盆支度
日差しの強い午前中、バタバタとケースを取り出して年に一度のお迎え提灯を設置しました。
この提灯は、沢潟紋という植物紋の一種です。
オモダカとは、多年生の水生植物で湿地や沼、ため池、水田に発生し、ある程度成長するとやじり形をした特徴的な葉をつけるそうです。
その葉と白く可憐な花を咲かせることで、観賞用に用いられることもありますが、基本的には防御が厄介な植物であるため、稲作が身近であったかつての日本人の感覚としては、しぶとい ”雑草″ といったところでしょうか?
そして、盆を前にした今年の夏も、過去2年同様コロナが猛威を振るい、安心して帰省ができずに落胆している人々の画像がTVで映し出されています。
ほぼ規制のない状況にもかかわらず、多くの人々が懸念し外出等を躊躇しているとか・・・。
高齢ゆえ4回目の接種が完了した我々とは異なり、医療関係者や年齢が達していない方々は危険な状況にさらされています。
重症化を防ぐという意味でも、希望者への接種はぜひとも推進していただきたいと願うこの頃です。
何年も繰り返されるコロナとの闘いを想うと、このオモダカの植生と重なるような気がしてなりません・・・。
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