終戦を前に・・・
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封切りされてからすでに一ヶ月半が経っても、相変わらず興行ランキングのトップを維持したままの「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」。
夏休みの終了を間近に、さすがに上映本数が減っていることに気づき、そそくさと車を走らせることに・・・。
原作者J・Kローリングが着想を開始してから、第7作「死の秘宝」の著書が完結するまで、実に17年の歳月が経過したという「ハリー・ポッター」。
2001年に始まった第一作でのおとぎ話のような映像からは想像もできないくらい、すっかり成長したキャストの、重みのあるセリフや迫力満点の演技に圧倒されながらのあっという間の130分・・・。
まさにシリーズのラストを飾るにふさわしい作品・・・一見の価値あり・・・です!
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息抜きにときどきのぞいてみる、「映画大好きさんのblog」。
忙しい日常で、“よくこんなに更新できてるなぁ~” なんて驚かされるほどの情報量で、その訪問者数も半端ではありません。
最近そのblogに、たびたび登場している、日中合作ドラマ「蒼穹の昴」。
落日の大国、中国清朝末期の宮廷を描いた、新田次郎原作作品です。
主要人物である西大后は、300年続いた清朝の第9代・咸豊帝(夫)、10代・同治帝(子)、11代・光緒帝(甥)、そしてラストエンペラー、12代宣統帝(愛新覚羅溥儀・光緒帝の弟の子)にわたり、睡蓮政治を行い、実権をほしいままにした中国三代悪女の一人です。
そして、この作品で西大后を演じているのは、今年度紫綬褒章を受賞した女優、田中裕子。
“ おしん ”の主演で、アジア圏で圧倒的な人気を誇り、壮年期を演じた彼女の知名度は非常に高く、白羽の矢が立ったとか・・・・・・。
衣装の豪華さも合わせて、原寸大の紫禁城で撮影された映像が楽しみな週末です!
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中国土産の普洱(プーアール)茶。
年齢とともにふくれあがる私の身体を心配した、主人の唯一のお土産・・・。
これが結構はまって、毎日どちらと決めなくても煎じて飲むのが 日課になっています。
あっという間に飲みきって、次はどうしようかと迷って手に入れたのがこれ!
かわいい形に一目ぼれした写真の商品は、散茶とは対照的に、茶葉を固めた緊圧茶のひとつ・・・餅茶(びんちゃ)と呼ばれるものです。
プーアール茶は中国茶の6大分類上「黒茶」になり、「後発酵」と呼ばれる麹菌を利用した熟成工程によって作られるお茶で、多くは雲南省で作られているそう。
減肥茶として周知され、脂っこい食事に非常によく合うとか・・・。
その効果に、胸躍る毎日・・・・・・はたして私の願いは通じるのでしょうか???
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新聞のTV欄を見ていて、韓流ドラマの枠が増えていることがなんとなく気になっていたこの頃・・・。
局の予算も大幅に削られている昨今、まぁ仕方がないよね・・・なんてさらっと流していた私でしたが、これがみごとにはまったのです。
もともとドラマ大好き人間の私が、時代の波と家族の嗜好に負けて、ここ数年はほとんどチャンネル争いにすら参加できない状況が続いていたことも拍車をかけた誘因だったかも知れません。
ペ・ヨンジュンでもイ・ビョンホンでも素通りした私のおすすめ男優・・・最終回の視聴率でなんと50%を越えた、2006年放送の歴史ドラマ「朱蒙(チュモン)」のソン・イルグク。
あれこれとは言いません。
渋~い演技と同時に、当時の朝鮮半島の歴史も壮大な映像で楽しめます。
おすすめです!!!
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年末を迎え、世間はあわただしくなってきています。
われわれ主婦にとってはこれからが勝負!!!の時なんですが、待ちに待った衝撃の3D映像の封切りに・・・・・・え~いとばかり、夜の部を選んでいざ映画館にダッシュ!
今何かと話題の「アバター」ですが、私達夫婦に(こぶつきですが・・・)とっては、これが遅ればせながらクリスマスイベントになるんでしょうか?!
ダイジェスト版で見る限り、ストーリーのモチーフである、宙に浮かぶ惑星パンドラや人間が資源として狙う青い石といい、宮崎駿作品の名作「天空の城ラピュタ」に実によく似ています。
そして人類の欲望によって、いにしえから守られてきた自然が破壊されていく様は、同じく宮崎作品の「もののけ姫」のストーリーに重なるものがあります。
壮大な未来のロマンスを、ハイレベルなコンピューターグラフィック技術によって3Dで描かれたこの作品、年末年始のお楽しみにしてはいかがでしょうか?
ちなみに、パンドラの原住民ナビィの容姿に最初戸惑った三人でしたが、展開が進むにつれて慣れ、終盤にはかわいらしくさえ感じるようになりました。
年の瀬の忙しい時間になんとも、楽しい時間をすごすことができました。
さあ、明日からお節作りをがんばりましょう!
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新政権発足後、連日その行動がメディアに取り上げられている国交相。
とりわけ、ここ最近は日本航空に対する再建策についての報道が注目を集めている。
そんな折、前評判で足を運んだ話題の邦画 「沈まぬ太陽」 を観た。
休憩を挟んで3時間を越える大作である。
山崎豊子作品の中で唯一映像化不可能といわれた原作が、最高のキャストと最高のスタッフによってスクリーンに映し出された。
一言でいうならば、まさに日本映画の王道。
比較的安定した時代を生きた、我々の世代には計り知れない、経済大国へと急成長した激動の時代背景がそこにある。
原作者山崎豊子自身が、「この作品の映画化を見るまでは、決して死ぬことはできない。」と言わしめた一作。
過去ホワイトアウト等を手がけた若松節朗監督、日本が世界に誇る名優渡辺謙、ともにこのプロジェクトへの参加を熱望したという。
「おくりびと」以来購入することのなかったパンフレットを、今回は迷わず手にした。
今だから、この作品の映画化は意味がある・・・そんな言葉が聞こえてくる。
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最近封切られた映画 「劔岳 点の記 」のサブタイトルである。
スクリーンには圧倒的な映像美の中で、当時「 死の山 」と伝えられてきた前人未到の山・劔岳に挑戦する男達の姿が映し出される。
明治40年の陸軍参謀本部陸地測量部を舞台にした、新田次郎の原作。
日本地図最後の空白地点を埋めるべく、劔岳の初登頂と測量を命令された測量手達の命をかけた挑戦を描いたもの。
この時代にあって、CG・空撮一切なしの「 順撮り(脚本の流れ通りに撮影する方法)」で、リアリティへの徹底したこだわりを追求した作品である。
日本最高の撮影監督といわれる木村監督の執念が、2年という歳月を費やし、過酷きわまりない撮影を敢行したこの作品を、測量隊案内人役である香川照之は、「 世界遺産のような映画 」と評する。
TV映像で目にした、先行上映初日に登壇した監督の、マイクを持ったまま、一言も言葉を発することができなかった姿が印象に残る。
また、雪の劔岳に挑戦する彼らの勇姿は、遠い記憶の中から、同じく木村監督(当時カメラスタッフ)撮影の映画「 八甲田山(新田次郎原作) 」の雪中行軍シーンを思い起こさせる。
「厳しさの中にしか美しさはない。」という主人公のせりふにあるように、本物の美しさを壮大なスケール感で表現したこの作品を、深く記憶に残したいと思う。
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何度もしつこく書いてしまって、本当に申し訳ありません・・・。
そう思いながらも、書かずにいられないこの快挙!
アカデミー賞授賞式前から、ドキドキしながら情報を待っていたのですが、『「Departures」 Japan!』 と発表された瞬間は、まるで自分が関係者の一人であるかのように嬉しかったですね。
以降、あらゆる紙面・あらゆるTV番組・ネット等において吉報が届けられました。
翌朝の地元紙では、他の記事を押しのけて1面に大きく掲載され、3面5面と続き、なんと4箇所にわたりさまざまな角度から今回の快挙を報じていました。
実際に、観客動員数は270万人、興行収入は30億円を突破、通常ではありえない上映館数の復活等社会現象的な動きになっているといいます。
第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、国内外合わせて61冠の受賞となった「おくりびと」ですが、その着想から完成までに15年という年数を要した作品であることや、実際に納棺夫としての想いをもとにつづられた「納棺夫日記」を題材にし映画化に至った経緯などは、私が鑑賞した時点では全く知りえなかった事柄でした。
「日常にある生と死」・・・その普遍的なテーマにさまざまなメッセージが込められた 「Departures ― 旅立ち」 は、日本の美しい風景とともに世界の多くの国へ配信されることが決まっています。
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